大谷石の建築見学 その2
先日の見学会では、国登録有形文化財の2つの教会を見ることができました。
一つ目はカトリック松が峰教会。
ロマネスク様式の教会。昭和7年築。
構造はRC造で大谷石貼りの外観はスッキリしたシャープな印象を持ちました。
内部にも大谷石が貼らています。
内部も外部も装飾的な表現がとても印象的でした。
二つ目は日本聖公会宇都宮聖ヨハネ教会。
ゴシック様式の特徴を持つ教会。昭和8年築。
一見すると、大谷石の組積造のような印象を持ちましたが、構造はRC造で
外壁に大谷石を貼っています。
ずっしりと重みを感じるデザインです。
内部には大谷石は使用されておらず、木組みの天井がやわらかい空間を
作っています。
この2つの教会、どちらも外壁仕上げに大谷石を貼っていますが、まるで
違う印象を持ちました。
同じ仕上げ材料でも、ディテールの違いでデザインの可能性は広がって
いくものなんだと改めて感じました。
材料をテーマに建築を見る、なかなか面白いものです。